舞台・ミュージカルは何度も観てきたけれども、恥ずかしながらオペラはYouTubeでしか観た事が無かった私。実は、高校生の頃教わっていた歌の先生がソプラノのオペラ歌手で、先生の歌が大好きすぎて先生が出演されている映像をよくYouTubeで観ていたんです。それくらいしか、私とオペラとの接点が無かったのです。
先月末、たまたま母が
「宮本亞門さんの演出が観てみたくてね、オペラのチケットを買ったのよ〜!一緒に行ってみない?!」
と誘ってくれたので、思いがけず今日、記念すべき生オペラデビューを果たしたのでした。
目指すは上野『東京文化会館』
家を出たのが早かったので、劇場へ行く前に御徒町駅で降りて徒歩1分 吉池ビル9階の『吉池食堂』へとやってきました。久しぶりにママとランチ🥰
吉池食堂は、以前『くみと花音の月曜日のMonday~No 鮭とばNo life!~』のロケで、水産系シンガーソングライターの牧野くみさんに連れてきて頂いたお店🐟
綺麗な店内。スカイツリーが見えるくらい眺めが良い!今日は晴れて気持ちのいい青空でした。
改めて辺りを見回すと、意外とお子様連れのご家族が多い印象でした。広々してるからベビーカーとか持ち込みやすいのかもね❣️
↓キメ顔?の母✌️
私は、『鰤の粕漬け焼き定食』母は『桜鱒の開き』にご飯セット。そして『お刺身4種盛り』を2人でシェアしていただきました🐟(お刺身は左から:〆鯖・マグロ・鯛・かんぱち)
桜鱒がとにかくでっかい!!!ホッケとかは他のお店でもよく見るけど桜鱒なんかなかなか出会えないもんね〜!と母が喜んでいました。私がいただいた鰤も、脂が乗ってて粕の香りも良い感じで、ご飯をおかわりして2杯食べちゃいました。🍚🍚本当は3杯食べたかった。成長期はとっくに終わってるのに。困ったネ。
お腹も満たされたところで、いよいよ本日のメインイベント!!!
今回鑑賞しましたのはこちらです!!!
かの有名な
『フィガロの結婚』
フランスの劇作家、カロン・ド・ボーマルシェの戯曲を元にオーストリアの音楽家、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲したオペラの名作です。
皆様本当に本当に素晴らしい歌声で…今回、特に伯爵夫人がとても好きになりました!アンサンブル(オペラでもアンサンブルって呼ぶの???)の村人たちも1人1人が本当に生き生きとしていて…やっぱり集団の力ってすごいなあと感じました。舞台美術もシンプルだったものの、たくさんの表情を魅せてくれた。
劇中、フィガロとスザンナがアンジャッシュ並みのすれ違いを何回も繰り返していて、歯痒くてムズムズしちゃった!笑
伯爵の小姓のケルビーノも可愛くて可愛くて…🥰
知らなかったんだけど、フィガロの結婚って、『セビリアの理髪師』の続編なんですね。フィガロの結婚だけ観ても充分楽しめたけど、合わせて観るとより楽しめそう❕
1784年にパリで初演されて評判が高かったけど、貴族批判の要素があって当時は何度も上演禁止にされたらしい。笑
男女間の分かり合えなさ、男女差別、不倫嫉妬などなど今の時代でも問題視され解決されていない事案が大昔の戯曲で描かれてるってすごいね。いつの時代も変わらないのね。良い方向に変わっていけたらいいよね。
字幕も親しみやすい言葉でわかりやすくて、オペラって、失礼ながらお堅いイメージだったのだけど、想像以上に楽しめた。
他の作品も観てみたいなあ…
モーツァルトの作品だと『魔笛』も観てみたい!
オペラとはまた全然別かもしれないけどヨハン・シュトラウスのオペレッタ『こうもり』も、観てみたいな。
素人感想ですが、最後まで読んでいただきましてありがとうございました!☺︎
ママ〜!今日は連れてってくれてありがと〜🥰
0コメント